お客様の中には、清掃=新品のように真っ新になると思っている。あるいは、なるのが普通でありならない事は業者の技術不足と捉える方がいます。
これは決してお客様が悪いのではなく、商談の際にしっかりとお客様に説明しないで契約をしてしまうところに問題があります。
例えば、床面表面洗浄ワックス施工では、時間経過とともにワックスの黄変やワックスにキズが入ったりすることにより、床面表面洗浄だけでは、落とせない汚れが蓄積していきます。
また、什器の移動跡やワックスの中に入り込んだ汚れも洗浄だけでは落とす事ができない場合があります。
このような場合は、洗浄清掃とは別途にハクリ作業あるいは、ワックスの減膜作業でワックスの層を取り除くしか方法はありません。
そこで、それならば毎回ハクリ作業をすればキレイに維持できるのでは?と思う人もおられますが、ハクリ剤というのは、強アルカリ性であるため頻繁にハクリ作業をすると床材を痛めたり、床を貼ってるのりが剥がれたりする場合があります。またコストの面でも高くなりあまりおすすめできません。
では、ハクリ作業を行う判断基準としての目安は、洗浄何回につきハクリ作業1回というのではなく、汚れが目立ってきたらハクリ作業を行うのが
ベストだと思います。
※まとめ
床面表面洗浄ワックス施工では、落とせない汚れも出てきます。その場合、ワックス層を剥がす作業が必要になります。その作業の目安は、汚れが目立ってきたら施工する。
そして、1番最初の商談時にお客様に説明して理解していただいてから契約する。