建物内で1番汚れる頻度が高い場所は、トイレの便器と床面です。汚れやすいので日常清掃の作業項目においても、この2つの場所は、必ずと言ってよい良いほど入ってます。
トイレの便器に関しては、日常清掃でしっかり洗浄しておけば、特に定期清掃をする必要はないのですが(特別清掃で対応)、床面においては、毎日のモップがけでは落とせない汚れが少しずつ蓄積していきます。
そこで、なぜ毎日のモップがけでは汚れを除去できないのか?という疑問が生まれるわけですが、
その答えは、正確に言えば汚れは除去できるのですが、ワックス皮膜にダメージを与えてしまう方法になるからというのがベストかもしれません。
日常清掃のモップがけは基本水拭きであり、洗剤は使用しません。使用したとしても中性洗剤となります。
理由は、その他のアルカリ性洗剤等を使用すると、ワックス層が剥がれてしまう可能性があるからです。しかしながら、アルカリ性洗剤を使用しないと落とせない汚れも付着していくため、ワックス塗布をする定期清掃時にアルカリ性洗剤で汚れを落としていくというわけです。
また、通常ワックス掛けをしないような磁器タイルや石材、エンボスシートについても、日常清掃で対応しきれない汚れが出てきますので、定期清掃が必要になります。
日常清掃、定期清掃をセットで組み合わせることは、美観維持、衛生管理の観点からも大いに合理的であります。
弊社では、日常清掃と定期清掃を数多く受注しております。お気軽にご相談ください。