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日別アーカイブ: 2022年1月2日

冬場は結露によるカビ発生に注意

結露といえば、よく窓ガラスにできてるのを見かけますが、冬場は外気温が低いので、窓ガラス自体の熱が奪われ、窓ガラスの温度が低くなりやすく、室内側の窓ガラスの表面温度が室内の空気の露点温度を下回った場合に結露が発生します。
朝方に結露が発生しやすいのは、日中よりも外気温が低い事が影響しています。

また、結露を助長するものとしては
①ストーブやファンヒーターなどの室内排気するもので、灯油やガスを燃焼させている時に大量の水蒸気を発生させますので湿度をあげてしまいます。
②洗濯物の部屋干し
洗濯物を室内で干すと、洗濯物に含まれる水分が拡散し、結露の原因になります。
③加湿器
冬場は乾燥しがちなため加湿器を使用することがありますが、過度に使用すると水蒸気が大量発生して結露の原因になります。

それから、結露とは違う現象ですが、コールドドラフトといって、室内で温度差による空気の対流が起きてます。特に窓ガラス付近は、外気温の影響を受けやすく、室内で温められた空気が窓ガラス付近で冷やされるために空気の対流がおきるのですが、結露が発生している場合、結露や結露から発生したカビなども一緒に対流してしまいます。

そのため、カーテンが湿気を帯びてしまったり、ひどい場合は、カーテンにカビが繁殖してしまう場合があります。

結露の対策としては、
やはり、換気と除湿となるわけですが、最近では、窓ガラスを二重構造にしたり、結露が発生しにくい窓ガラス構造のものも出てきたりしていて、いろいろ進化してたりするので、そういった対策も良いかと思います。