今日は、福知山の現場でした。福知山城も屋根に少し雪が積もってました。
清掃は、誰にでもできるという事を良く耳にしますが、結論から言うと、できますが、正確にしようと思えば知識が必要です。
例えば、建材に汚れが付着している場合。その汚れを落とす方法は2つあります。
①物理的に落とす方法
②化学的に落とす方法
物理的に落とす方法とは
モップやブラシやパッドなどの清掃用具を使用して擦ったり、削ったりして汚れを落とす事で
化学的に落とすとは
洗剤や溶剤を使って汚れを落とす事です。
どちらの方法を選んでも、必ず建材になんらかの「影響」を与える事になります。
よって
建材の知識が必要になります。
建材がどこまで固い素材での物理的洗浄に耐えれるのか?とか。アルカリ性に弱いのか、酸性に弱いのか。どの程度まで許容できるのかを知ってる必要があります。
知らないで作業してしまうと、建材にキズが入ったり、変色したりしてしまいます。
また、最近では、建材の技術も向上していて、素材が何で出来ているのかプロでもタイルを剥がして断面を見ないと判断できないようなものもあるようです。
プロの汚れを落とし作業とは、建材に影響を与えず、汚れには影響を与える方法を適切に選んで汚れを除去することです。