水垢とは、水道水に含まれているカルシウムやマグネシウムが石灰化して堆積したものです。
お風呂場やトイレ、キッチンのシンクなど水を使う場所に水垢は付着します。
水垢は特に害はありませんが、鏡に付着すると見えにくくなりますし、浴槽だとザラザラとした感触で気持ちよいものではありません。
そこで水垢除去となるわけですが
水垢除去の方法は、大きくわけて2通り存在します。
①化学的な除去
②物理的な除去
①化学的な除去は、主に酸性の洗剤を使います。一番有名なのは、ホームセンターでも売っているクエン酸を使っての除去ですが、比較的軽度な水垢に関しては除去できますが、重度の水垢は落とせません。その場合は、プロにお任せする事をお勧めします。
②物理的な除去は、耐水ペーパーや軽石、専用のケレンを使って削り落とします。この場合、キズをつけないように注意する必要があります。
硬さの順番が
水垢が付着しているところの材質>削り落とす道具の材質>水垢
となるように道具を選ぶ必要があります。
掃除と清掃の言葉の意味を調べてみれば
掃除とは、ゴミや汚れがある場所のみをきれいにする作業。
清掃とは、ゴミや汚れをなくすのはもちろんですが、さらに薬剤などを使用して隅々まできれいにする作業。
とあります。
また、清掃とは、見えないところまできれいにすることとあります。
この「見えないところまで」という意味を私たちプロから見た目線で少し追加させていただきますと
目で見てきれいだと感じる場所であっても手を加えるという意味と捉えます。
なぜならば、人の目で見てきれいだと感じても、実は細菌やウィルスなどの目で見えない汚れが付着している可能性があるからです。
最近では、新型コロナウィルスが有名ですが、このような細菌、ウィルスなどは、目で見る事ができません。
というわけで、清掃とは、目で見てきれいだと感じても手を加えて薬剤などを使用して隅々まできれいにするという意味があると思います。
私たちは、清掃業者であり続けます。