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鉛とリチウムの違い

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最近の清掃機械には、リチウムイオンバッテリーが使われるようになりました。一昔前まではクルマなどで使われてる鉛バッテリーが主流でした。

鉛バッテリーはリチウムイオンバッテリーに比べて初期投資が少なくて済むというメリットがありますが、デメリットもたくさんあります。

1.比較的重い。
2.過放電が続くと劣化が早く、性能が低下する。最悪の場合、バッテリーが故障する
3.定期的なバッテリー液の補充。補充を怠るとバッテリーの故障に繋がります。また、補水の過程で有害な化学物質が発生する可能性がある。

それに対してリチウムイオンバッテリーはメンテナンスの必要がなく、上記の3点が無いため非常に扱いやすく、故障のリスクも少なくて済みます。

結果、初期投資が鉛バッテリーより必要ではありますが長期的に考えていくと安くなると考えます。

リチウムイオンバッテリーのメリットとは?

1.充電のためのより少ないエネルギー
リチウムイオンバッテリーは過充電を必要としません。つまり、充電に使用するエネルギーが大幅に少なくなります。

2.より速い充電速度
リチウムイオンバッテリーは、鉛バッテリーよりも最大30%速く充電されます。

3.いつでも充電が可能
充電するためにバッテリーを空にする必要はありません。そのため、必要なときに床洗浄機を完全に充電できます。

4.バッテリーの寿命が長い
リチウムイオンバッテリーの充電サイクル寿命は2.000回ほどになります。

5.安全性の向上
リチウムイオンバッテリーは作業者が電池の酸に接触するリスクはありません。鉛バッテリーの充電で発生する可能性がある有害ガスのリスクもありません。

6.より優れた持続可能性
リチウムイオンバッテリーに切り替えることで、再生不可能な資源への依存を減らせます。
また、CO2の排出量を削減することにも繋がります。

まとめ
これからの時代は、みなさんも聞いた事があるSDGs。ビルディングだけで言えば、まだ日本では聞き慣れませんか、LEED認証という建物の評価や価値を測るシステムも近い将来、主流になる可能性があります。また、昨今流行ったコロナもあり、ますます環境を考える事が大切になっていくでしょう。
私たちも小さいところから取り組んでいく必要があると考えます。